知っているようで知らない…それが椿油の効用なのではないでしょうか。
椿油が1000年以上前からさまざまな民間療法に使われ、平安時代に美容の主役となって以来、現在に至るまでずっと支持され続けてきたこと自体がひとつの奇跡。
最先端のサイエンスやテクノロジーが激しく行き交うコスメ界にあってもなお、決して埋もれることなく信頼を得続けているのも異例のこと。
そういう壮大な歴史を持つ自然界の恵みには、本来想像を超える不思議な力が宿っていても不思議ではないはずです。
化粧品が進化するほどに、逆に古くから伝わる伝統的な成分にこそ、偉大な力が秘められていることに現代人が気づき始めているのではないでしょうか。
誰もが知っているから、身近にありすぎるから、逆に見えなくなっていた素晴らしさ、そこに秘められた潜在能力の力が、改めて再評価される時代の到来に、椿油はクローズアップされつつあります。
そもそもが、「世界3大オイル」として、オリーブオイルやホホバオイルと並び称されるのも、世の中がどう変わろうと永遠に愛され続けていく証です。
ひょっとすると多くの人が、椿油は「髪にいいオイル」、そう認識しているのかもしれません。
もちろんそれは揺るがぬ事実。でも、椿油は髪のためのオイルではありません。
むしろ、肌にこそ使ってほしい、優れたスキンケアオイルと言えるもの。
よく知られているのは、オレイン酸の含有率が90%近くにも上ることですが、このオレイン酸こそ肌にも存在している不飽和脂肪酸。人の皮脂の主成分と言ってもいいものなのです。
そこで、ドゥ サンクィルが見出した、椿が持つ全方位効果を箇条書きにしてみました。
- 人の肌の皮脂に極めて近いことから、肌なじみも浸透性もよく、自然の保護膜として肌の水分を逃しません。
- オレイン酸は、不乾性油であることからも、皮脂自体も蒸発しにくく、保湿成分に極めて優れている上に、栄養を保持します。
- 自らが酸化しにくく、肌にうるおいやハリを与えるので、エイジングケア として最適です。
- 肌軟化作用に優れ、角質を取り除いて代謝機能を整え、肌を柔らかくします。
- 高いバリア機能を持つことから、紫外線から肌を保護。意外なことに、ナチュラルな日焼け止めとしても効果的です。
- サポニンという成分で皮脂を調整し、清潔な肌に導きます。
- シャンプーなどにもよく使われるように、汚れを落としつつ皮脂バランスを正常にする優れたクレンジング効果も備えています。
- またヘアケアにおいてはキューティクルを整えることで有名ですが、肌にも見えない膜でコーティングするようにキメを整えます。
このように、オレイン酸の含有率が高く、良質である椿油、それも、「椿の島」と言われる五島1000年椿のオイルは、肌に対して全方位的なスキンケア効果を持っています。